60代からの予防歯科

60代からの予防歯科

厚生労働省が提唱する「8020運動」。“80歳になっても健康な自分の歯を20本保とう”という運動です。 元来成人の歯は28本(親知らずを含めると32本)です。平成11年の厚生省の調査では、 80代で自分の歯が20本以上残っている方は全体の1割強といったところでした。 そして60代で残っている自分の歯の平均本数は21本という数字が挙がっています。これはつまり80歳まで自分の歯を20本以上残しておくためには、 60代から予防歯科治療を受け始めても遅くはない、ということです。とはいえ、もちろん早くに始めるに越したことはありません。

年齢を重ねるとともに歯が失われていくことを老化現象の1つだと思っている方は多いようですが、これは誤解です。 歯を失う主な原因は「歯周病」と「虫歯」です。確かに高齢者であれば唾液の分泌量が減り、 口腔内の自浄性が低下して虫歯や歯周病になりやすいという事実はあります。病気などで免疫力が低下し、 口腔内のバランスが一気に悪化するケースもあります。しかしまだ60代ならば、予防次第で自分の歯を長く保つことは可能なのです。 歯科医院に通い検診や治療を受け、いつまでも健康な自分の歯を保ち続けましょう。80代でも20本の歯をキープできるかどうかは、 この年代の予防にかかっています。